かつて小泉首相は首相周辺関係者が根回しや、段取りはあったものの、単身北朝鮮に乗り込み拉致被害者を連れて帰国しました。あの当時は前情報も全くなく、突然の訪朝でした。そして噂では聞いていた北朝鮮の拉致被害者が本当にいて、その人たちを連れて帰るという、ニュースを見て驚いた瞬間でした。小泉首相は自民党でありながら多くの自民党員を敵に回し、既定路線を壊し、構造改革、規制緩和を行い、国民の絶大な支持を受けました。後に、格差の広がりや、地方疲弊は小泉政権のせいと言われるようになりましたが、小泉首相の残した功績は絶大です。
それに対し、今の政権はアメリカに寄り添うように、自衛隊の軍隊化もしようかという勢いです。そして北朝鮮問題もトランプ大統領にまかせっきりのように見えます。韓国の大統領にも拉致問題を頼んだというほどで、自分らで解決しようという意志すら見えません。
国同士の問題でも、最後は国のトップ同士の人間関係で今後が決まります。トップ同士が会って膝を交えて話をし、お互いわかりあえてこそ問題は解決されるものです。人任せ、部下任せでは大きな問題は解決できません。
このような今の政権を見ていると、小泉首相の行動力と折衝力には脱帽させられます。更に小泉首相の偉大さがわかります。
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